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畳を長持ちさせるコツと習慣!11種類を紹介

2022-11-21


根強い人気のある伝統的な和室に必要不可欠な畳は、手入れを怠ると劣化が早まってしまいます。しかし、畳をあまり手入れせずに、劣化を早めてしまっている方も意外と多いのが現状です。

そのため、今回の記事では畳を長持ちさせるためのコツや習慣を紹介します。記事を最後まで読むと主に以下のことがわかります。

・畳は湿気によってカビやダニが発生して劣化が早まる
・畳を長持ちさせるためには換気が大事
・畳の掃除の仕方には正しい方法がある

以上の点をはじめ、記事では畳が長持ちさせるためのさまざまなコツや習慣を紹介するので、ぜひ参考にして畳の手入れに役立ててください。

畳を長持ちさせるコツ

畳はできるため長持ちさせたいものです。畳を長持ちさせるには湿気によるカビやダニの発生、日光による日焼けを避けるのがコツです。

ここからは畳を長持ちさせるコツをいくつか紹介します。

部屋の風通しを良くする

畳を長持ちさせるためには、できるだけ湿気を部屋から取り除くことが重要です。湿気を手っ取り早く取り除くために、定期的に換気しましょう。こまめな換気で部屋の風通しを良くすれば、湿気はこもらず畳が長持ちします。

なお、天候や時期によっては窓を開けての換気は逆効果になるため、換気のタイミングには注意してください。逆効果になるような天候や時期には、除湿や別の工夫が必要です。

雨天の日は除湿する

窓を開けて換気することは、湿気がこもらず畳の長持ちにつながるものの、雨天の日はあまり効果的な手段ではありません。雨天の日は外の湿度が高く、窓を開けてしまうと畳が外の湿気を吸収してしまうためです。

また、天候関係なく梅雨の時期である6月をはじめ、7~9月の湿度の高い季節は湿度が高いです。湿度の高い時期や天候の際に、窓を開けると畳が外の湿気を吸収してカビを発生させてしまうでしょう。

カビを発生させず畳ができるだけ長く使えるようにするために、雨天の日や梅雨の時期は窓を開けずに除湿してください。エアコンの除湿機能や除湿器などを利用すれば、湿度を抑えられておすすめです。

絨毯やカーペットを敷かないようにする

畳の上に絨毯やカーペットを敷くと通気性が悪くなるため、可能であれば敷かない方が良いでしょう。通気性が悪くなり、湿気がこもり畳を長く使えなくなってしまいます。敷いたうえで長持ちさせるには、定期的な掃除機掛けや換気などこまめな手入れが必要です。

畳を長持ちさせるという点ではデメリットのある絨毯やカーペットですが、いくつかメリットもあります。絨毯を敷くことで畳の日焼けや汚れを防止し、さらにはキズが付きません。メリットやデメリット、こまめな手入れが必要な点などを総合的に考えて、絨毯やカーペットを敷くべきか判断しましょう。

畳の上に植物を置かないようにする

観葉植物を和室に置くのは、インテリアとしてもおしゃれになるため人気が高いです。しかし、畳の上に植物を置くと、植物の数によっては部屋の湿度が非常に上がってしまいます。湿度が上がるので、植物を置くことで畳にダニやカビが発生しやすい環境になるといえるでしょう。

さらには、植物があることで害虫も発生してしまう危険性があります。畳の部屋に植物を置く際は、湿度を上げないためにも数が多すぎないように配慮した方が良いです。

ペットを飼わないようにする

植物と同じく、ペットの飼育も畳の寿命に関係します。犬や猫、鳥などのペットを飼うと、ダニやカビ、その他の害虫が発生しやすくなるため注意してください。また、ペットの爪とぎや粗相によって、畳が傷つく場合もあるので気を付ける必要があります。

近年ではペット専用畳というのも作られています。お手頃な価格で購入できるものもあるため、ペットを飼っている方はそういったグッズの導入も検討してみましょう。

室内で洗濯物を干さないようにする

畳のある和室では、洗濯物の室内干しをしない方が良いでしょう。室内干しは部屋の加湿効果が期待できるのですが、畳の長持ちを考えると湿度が上がり過ぎてしまうのです。

湿度が上がり過ぎると畳が湿気を吸収し、カビやダニの発生に繋がってしまいます。部屋干ししたい時はフローリングの部屋を活用してください。

直射日光を避ける

畳の表は日光に当たることで日焼け跡ができてしまいます。場合によっては変色もするでしょう。そうしたことにならないために、常に日光が当たらないように配慮することが必要です。

日焼け防止に絨毯やカーペットを敷くこともあると思いますが、その際は湿気に気を付けて定期的に換気や湿気取りをしてください。

畳を長持ちさせるための習慣

畳が長持ちするか否かは、日頃の習慣が大きく関係してきます。ここからは畳を長持ちさせる習慣を紹介します。

掃除機や拭き掃除の仕方、天日干しなど簡単なことばかりなため、ぜひ参考にして畳を長持ちさせてください。

掃除機を掛ける

畳は定期的に掃除機をかけると、ホコリやゴミ、ダニなどを除去できます。畳を掃除機で掃除する際は、へりの劣化やい草の摩耗が起きないように注意しなければなりません。

畳を傷つけないように表面は優しくなでるように、畳の目に沿ってかけてください。劣化させやすいへり部分は、より優しく丁寧に掃除しましょう。とくに溝は汚れがたまりやすいためよく掃除してください。

拭き掃除をする

畳を傷つけないように掃除するためには、雑巾で拭き掃除するのが最も確実です。乾いた雑巾で目に沿って拭くのが理想的で、目に沿わずに拭くとむしろ劣化を早めてしまうでしょう。

また、必ず乾いた布で拭くようにして、水分を多量に含んだものでは拭かないようにしてください。水分を含んでいると、湿気が発生してカビが発生しやすくなる、余計なシミが付いてしまうなどデメリットが生じてしまうので注意しましょう。

天日干しをする

湿気による畳の劣化を防ぐためには、天日干しが効果的です。晴れた日に4~5時間ほど天日干しするのがおすすめです。また、畳は日光に弱く、すぐ日焼けしてしまうため、天日干しの頻度や時間などは気を付けてください。

裏返しをする

畳表は基本的に両面使用できるため、片面が日焼けや色あせ、シミ、キズなどが付いてしまったら裏返して使いましょう。この「裏返し」は、新しい畳を使用して経年劣化してくる2~3年後にするのが一般的です。

裏返しは自分でもできますが、業者に依頼して対応してくれます。裏返しのための手間や時間がない場合や、ミスするのが怖い場合は業者に依頼して確実に対応してもらうのがおすすめです。

まとめ

畳を長持ちさせるためには、いくつかのコツや習慣があります。基本的には湿気によるカビやダニの発生や、日光による日焼けなどについて気を配れば大丈夫です。

湿気によるカビやダニの発生を防ぐには、換気が最も手軽な方法です。一方で、梅雨の時期や雨天の日では、外の湿度が高いためむしろ換気は逆効果のため注意してください。湿度が高い日は除湿器やエアコンを使用して除湿しましょう。

また、畳の天日干しは長持ちさせるためのコツの一つですが、日焼けしすぎないように頻度や時間に気を付けてください。

畳を長持ちさせる方法はほとんどが手軽なものです。ぜひ手入れを習慣化して、畳を長持ちさせてください。

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