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障子の寒さ対策6選!DIYでもできる保温効果を高める方法

2023-03-13


冬が訪れると、障子から寒気が室内に侵入して、部屋の温度が下がってしまうことがあります。そこで、障子の寒さ対策について調べる方も多いでしょう。この記事では、障子の寒さ対策に効果的な6つの方法をご紹介します。

DIYでも簡単に実践できる方法を紹介していますので、ぜひこの記事を参考に、寒い冬を乗り越えましょう。

障子の寒さ対策6選

障子の寒さ対策の方法はいくつかありますが、初心者でも簡単にできる方法を6つご紹介します。

空いた穴を補修する

ご家族に小さなお子様がいたり、ペットを飼っていたりすると、知らないうちに障子に穴が空いているのはよくあることです。寒さ対策をするうえでは、穴を塞ぐことは大前提です。

大規模ではない小さな穴であれば、補修シールで応急処置する方法がよいでしょう。補修シールは、障子の小さな穴を簡単に補修するためのアイテムです。ホームセンターやインターネット通販で手軽に入手できるため、手軽で簡単に障子の寒さ対策ができる方法のひとつです。

補修シールは、和風デザインのものや透明のものなど、様々な種類があります。自分の障子に合わせた補修シールを選ぶことで、美しい仕上がりになります。

ただし、補修シールは長期的な効果は期待できないため、大きな穴や劣化が進んだ場合は、別の補修方法を検討することをおすすめします。

隙間テープを貼る

障子の隙間をふさぐためのテープを「隙間テープ」と呼びます。隙間テープを障子の隙間に貼ることで、冷気や風の侵入を防ぎ、室内の温度を保つことができます。

DIYで簡単に対策ができますが、長期間使用するとテープが劣化してはがれる場合があり、定期的に点検し、状況に応じて交換することが必要です。また、見た目があまりよくないという点がデメリットといえます。

さまざまな種類があるため、障子の開閉頻度に応じて、弾力があって耐久性の高いゴムタイプの隙間テープや、柔らかい発泡ウレタンフォームなどを使い分けるとよいでしょう。

防水タイプの隙間テープや、障子に合わせやすいカラーの製品も存在するので、自宅の環境に合わせて選びましょう。

断熱障子シートに張り替える

和紙を使用した障子は、通気性や採光性が高く、心地よい空気を保つことができます。しかし、障子紙の断熱性は低く、外部からの寒さを防ぐ効果は限られています。このため、現在では断熱障子シートや遮光障子が販売されており、障子の欠点を克服することができます。

断熱障子シートは、発泡ポリウレタンでできており、通常の障子よりも高い断熱性があります。また、紫外線カット効果もあるため、室内の家具や床などを日焼けから守ることができます。

さらに、部屋の見栄えを損なわないように、和紙と同じ質感を持った断熱シートも販売されています。断熱障子シートを使用することで、冬場の暖房費の節約や、夏場の冷房効果の向上が期待できるでしょう。

また、断熱効果を高めるためには、障子紙と断熱障子シートを併用する方法もあります。障子紙と断熱障子シートを重ねることで、外部からの寒さや暑さをより効果的に防ぐことができます。

障子は日本の伝統的な建具であり、その美しさや機能性は多くの人に愛されています。断熱障子シートを使用することで、その美しさと機能性を維持しつつ、快適な室内環境を保つことができます。

太鼓張りにする

太鼓張りとは、障子紙に紙や板を貼り、間に空気の層を作ることで断熱性をアップする方法です。両面に張られた障子紙は、和紙同士の間に1cmほどの空気層を作り出すことで、冬場の寒さから部屋を守ってくれます。

ただし、太鼓張りをすることで桟や組子が隠れるため、見た目はあまりよいとは言えません。また、太鼓張りによる断熱性の向上はあくまで一時的なものであり、本格的な断熱リフォームに比べると効果は限定的です。

内窓の設置が難しい場合や、手軽に寒さ対策をしたい場合には、太鼓張りを検討してみるとよいでしょう。しかし、断熱効果を長期的に維持するためには、断熱リフォームや内窓の設置が必要です。

断熱リフォームを検討する場合は、ゆたか畳の利用がおすすめです。ゆたか畳では、プロの職人が親切にリフォームのお悩みに寄り添います。

雪見障子にする

寒さ対策において、雪見障子は古くから使われてきた方法です。窓の保温効果を高めるとともに、光を取り込んで室内を明るくすることができます。また最近では、雪見障子に断熱ガラスを組み合わせることで、保温性能を向上させる方法が注目されています。

断熱ガラスは、2枚のガラス板の間に気密層を設けることで、外気の熱を室内に逃がすのを防ぎ、室内の熱を外に逃がすのを防げるアイテムです。そのため断熱ガラスを使用することで、室内の温度を保てるだけでなく、暖房費の削減にもつながるでしょう。

さらに、断熱ガラスには、UVカット機能や遮熱機能があるものもあり、夏場の日差しを遮り、冬場には太陽光を取り込んで室内を明るくできます。

雪見障子に断熱ガラスを組み合わせることで、寒さ対策だけでなく、調光機能や省エネ効果も得られるといえるでしょう。

断熱リフォームする

障子の寒さ対策として、断熱リフォームが有効です。この方法では、断熱性の高いサッシの設置や、床下・屋上・壁面をリフォームすることで、寒さを和らげます。

ただし、リフォームの方法によっては、コストや工期に大きな差が生じるため、適切な方法を選択する必要があります。

窓の断熱リフォームには、カバー工法とはつり工法があります。カバー工法は既存のサッシに新しいサッシを被せることで、比較的短い工期で施工できますが、窓の面積が小さくなってしまう場合があります。

いっぽう、はつり工法は大掛かりな工事が必要ですが、窓の面積を変更することなく、美しい仕上がりを実現できます。

事前に工事の予想図を確認したり、見積もりを出してもらったりして、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。また、内窓を設置する代わりに、窓自体を断熱性の高いものに交換することも有効です。

障子の断熱効果は高い?低い?

障子には一般的なガラスよりも高い断熱効果があるとされており、熱の通過率を半減させるといわれています。1枚でカーテンの二重吊りに匹敵するほどの断熱効果があり、畳のある和室に最適です。

したがって、冷暖房効率を高めるためには障子は重要なアイテムであり、省エネ効果が期待できるといえるでしょう。

ただし、和紙を使用した障子はガラス以上の断熱効果があるとはいえ、通気性があり、天然の調湿効果もあるため、障子だけでは冬の寒さを防ぐ効果はそこまで高くありません。したがって、断熱性を高める工夫が必要です。

また、窓自体も寒さが入り込みやすい箇所ですので、窓のサッシやガラスの隙間にも注意を払いましょう。これらの対策を総合的に行うことで、和室全体の温度を維持できます。

障子の他に対策すべき場所

寒さ対策をするうえでは、障子以外にも重要な場所があります。下記で紹介するような場所も重点的に対策することで、和室全体の温度が維持できるでしょう。

和室の窓

寒さ対策をする場合は、窓にも着目しましょう。窓は光を取り入れるために薄く作られており、最も熱が逃げやすい箇所でもあります。窓のサッシとガラスの間には隙間があり、冷気が入ってきます。

年数が経った窓は、経年劣化によって隙間が大きくなり、隙間風も多く入ってきます。新しい窓でも隙間があるため、寒さ対策は適切に行う必要があります。

また、開口部が大きくなればなるほど、寒さが伝わりやすくなります。掃き出し窓は、優先的な寒さ対策が必要でしょう。窓の断熱対策には、断熱シートを貼るというDIY方法が簡単です。

和室の畳

床下には通気口や基礎パッキンなどを通って、外の空気が直接入り込んできます。床下の換気は必要ですが、同時に寒さの原因にもなってしまうため、こちらも対策が必要です。畳越しに外の冷気が伝わってくるため、足元が寒く感じるでしょう。

足元の寒さを軽減するためには、畳の上にじゅうたんを敷くことをおすすめします。じゅうたんを敷くと、冷気が伝わりにくくなります。

効果的に寒さ対策を行いたい場合は、厚手のじゅうたんを使用し、畳とじゅうたんの間にコルクボードなどの断熱材を敷くと、なおよいでしょう。

まとめ

この記事では、障子の寒さ対策を6つご紹介しました。リフォームとなると大規模な作業ですが、DIYでできる対策も多くあります。

寒さ対策においては、いきなりリフォームをするのではなく、まずは費用が掛からず、手軽にできるものから実施してみるのをおすすめします。

手軽にできる方法を試してみて、さらに断熱効果を得たい場合は、ゆたか畳に相談しましょう。ゆたか畳では、障子の寒さ対策から断熱リフォームまで、どのような悩みも相談できます。

ゆたか畳は全国対応なので、相談したくても住んでいる県に店舗がないと悩む必要もありません。家に関する悩みがある場合は、一度ホームページを確認してみましょう。

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