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網戸の張替え時期は?判断する目安や劣化の原因を解説

2024-04-18


虫を取り込まずに外の空気だけをうまく取り込んでくれるのが、網戸の役目です。とくに夏場は、涼しい風を外から取り込む機会が増えるため、網戸の性能が大いに発揮されます。しかし、網戸に穴があいていたり汚れたりしていると、役目を十分に発揮できません。

今回は、網戸の適切な張替え時期や劣化する原因について解説します。解説する内容と現時点での網戸の状態を照らし合わせ、必要に応じて網戸の張替えを検討しましょう。

網戸の張替え時期を判断する目安

網戸は、定期的に交換しましょう。今回は、網戸の張替えを判断する目安について紹介します。現時点の網戸の状態や、網戸を使用して何年経っているかを照らし合わせながら、ご覧ください。

網戸の4~5年が目安

網戸の網部分は、4〜5年を目安に交換するのがよいとされています。しかし、4〜5年経つ前に劣化が進んでしまっている場合は、時期を待たずに早く交換しましょう。

劣化しているかどうかは、網戸に埃が溜まりやすくなっているか・網戸に破けている部分や穴がないか・網全体がたるんでいないか・網戸のゴム部分が劣化していないかなどを判断基準にしていきましょう。

網戸の使用が10年以上経過している場合は、劣化しているかどうかに関わらず、早めに交換することをおすすめします。

フレームごと交換したほうがいい場合

網戸を閉めた際に隙間ができている場合や、網戸が動かしにくい場合・外れやすい場合は、フレームごとの交換をおすすめします。また、フレーム自体に傷や錆びがある場合も同様です。

網戸の動きに支障がある場合は、戸車を変えるのもひとつの手です。開閉がうまくいかない場合や外れやすくなっている場合は、戸車の交換も検討しましょう。網戸の戸車は、10年前後での交換が目安です。

網戸のフレームは網に比べて耐久性がありますが、どうしても経年劣化で破損してしまう部分が出てきます。破損したまま放置していると、雨水や虫が入ってきてしまう場合があります。破損した網戸は本来の役割を発揮できなくなるため、なるべく早めに交換しましょう。

網戸が劣化する主な原因は?

網戸が劣化する原因には、さまざまなことが挙げられます。今回は、網戸が劣化する原因としてよく挙げられるものを5つ紹介します。現在の家の状況と照らし合わせながら、ご覧ください。

紫外線

網戸が最も劣化しやすい原因は、紫外線です。理由としては、網戸の素材としてよく使われるポリプロピレンが影響しています。

網戸は、太陽が出ている間はずっと紫外線を浴びることになるため、徐々に劣化が進行します。とくに、日当たりのよい場所に設置されている網戸は、劣化しやすいです。

雨風

雨風も、網戸を劣化させる原因のひとつです。とくに網戸がダメージを受けるのは、台風のときのような雨風が激しい日です。

また、雨風が収まったあと、日光で濡れた網戸が乾かされます。網戸が雨風や日光で変化を受けるたびに物理的ダメージを受け、劣化が進行します。

開閉頻度

開閉頻度が高ければ高いほど、網戸が劣化します。開閉の回数を重ねていくうちに、車輪の削れや歪みが生じ、開閉がしにくくなります。そのため、家のなかでも劣化している網戸とそうでない網戸がやがて出てくるでしょう。

たとえば、客室に設置している網戸とリビングに設置している網戸では、開閉頻度に大きな差があるはずです。その場合、リビングに設置している網戸の方が、より早く劣化します。

車の排気ガスや埃

交通量の多い道路に面している家の場合、網戸は車の排気ガスを大量に浴びます。車の排気ガスには汚染物質が含まれており、その汚染物質が劣化の原因となります。

また、埃も網戸の劣化になる原因のひとつです。人の行き来が多い場所に網戸を設置している場合は、埃が劣化の原因となりやすいです。埃を網戸に蓄積していくと網目が塞がり、通気性が悪くなります。

埃がついていないか、手で網戸を触って確かめてみましょう。思ったより多くの埃が手についたら、網戸の張替えを検討してみてください。

ペット

ペットがいる家では、網戸の劣化の原因としてペットが挙がる場合もあります。具体例としては、爪で網戸をひっかけてしまうほか、網戸をおもちゃ代わりにして遊んでしまうのがよくあるケースです。

ペットが網戸を傷つけてしてしまうのは、運動不足の解消や外に出たい気持ちを表している場合が多いです。ペットがいる家では、網戸の取り扱いに十分注意しましょう。

自分で網戸を張替える方法

自分で網戸の張替えができれば、コストが抑えられ、都合のよいタイミングで実行できます。今回は、自分で網戸を張替える方法について解説します。ぜひ実行してみてください。

用意するアイテム

網戸を張替えるために必要なアイテムは、新しい網・マイナスドライバー・歯ブラシ・クリップまたは洗濯バサミ・押さえローラー・カッターナイフまたは専用カッター・新しい網押さえゴムです。

このなかでとくに重要なアイテムは、押さえローラーです。押さえローラーは、網押さえゴムをフレームに固定するときに使う必需品となります。

また、マイナスドライバーは、古い網押さえゴムを取り出すときに使います。網押さえゴムはメーカーによって太さが違うため、現物をホームセンターに持ち込んで、店員さんに相談しましょう。

網に関しては、網目の大きさ・色・素材の3点から選びましょう。網目の大きさに関しては、網目を表す数字が大きいほど網目が細かく、虫やゴミが部屋に入りにくくなります。

色に関しては、ブラックとグレーが主流です。ブラックは外の景色がよりきれいに見え、グレーは外から室内が見えにくくなる効果があります。

素材は、ポリプロピレン・ポリエステル・グラスファイバー・ステンレスの4種類があります。ポリプロピレンは、安くて軽い最も主流な素材です。ポリエステルは、ペットやお子さまがいる家庭におすすめです。

グラスファイバーは耐熱性があり、火を扱う部屋や日当たりの強い部屋に適しています。ステンレスは4つの素材のなかで耐久性と強度に最も優れており、耐用年数も15〜20年ほどとポリプロピレンの2〜3倍も長いです。

張替えの手順

必要なアイテムを揃えたら、実際に網戸を張替えましょう。

まずは、古い網を外します。古い網押さえゴムをマイナスドライバーで引っ張り出し、そのあとに溝に溜まっている埃を歯ブラシで取り除きます。そのあとに新しい網を枠より少し大きめに切り取り、クリップまたは洗濯バサミで仮止めしましょう。

仮止めのあとは、新しい網押さえゴムを古い網押さえゴムがあった箇所にはめ込んでいきます。この際、短い辺から行い、網目と桟が平行になるようにはめ込みましょう。残り2辺は、網を引っ張りながら推し進めると、きれいに仕上がります。

網押さえゴムをはめ込む際は、網押さえローラーを使うのが非常に便利です。辺の部分はローラー、コーナー部分はローラーの反対側についている爪の部分を使いましょう。途中でゴムが切れても、継ぎ足して対応できます。

ゴムのはめ込み後は、張った網にたるみがないかを確かめます。たるみがあった場合は、たるんでいる部分のゴムを外し、網を引っ張り直しましょう。

最後に、余ったゴムと余分な網を切り取ります。余分な網は、カッターナイフか専用カッターで切り取りましょう。カッターナイフを使う場合は、刃を長めに出し、網戸のフレームに沿って切ると、網戸に傷がつきません。

一見難しそうに見える網戸の張替えですが、工程をひとつずつ丁寧に行うことで、そこまで難しさは感じないでしょう。

まとめ

今回は、網戸の適切な張替え時期や劣化する原因などについて解説しました。網戸は、4〜5年周期で張替えるのが適切です。網戸の開閉がしにくく、閉めても隙間ができてしまう状況であれば、フレームごと替えましょう。

紫外線や雨風など、網戸が劣化する原因はさまざまなため、いま一度心当たりのある原因を探してみましょう。もし劣化しており、網戸を張替えようとご検討の方は、株式会社ゆたか畳をご検討ください。

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