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襖の骨組みにかかる修理費用の目安を紹介!DIYで修理できる?

2024-06-20


襖は、部屋を仕切る役割を持つ和室に欠かせない建具です。しかし、襖には襖紙や木材などが使われており、ペットや小さい子どもがいる家庭では、襖紙や骨組みが破損したり、汚れたりすることもあります。

襖にトラブルが生じた場合でも対処法を知っていれば、慌てずに対応できるでしょう。この記事では、襖の骨組み修理にかかる費用や、DIYで修理する方法などについて詳しく紹介します。

襖の骨組みにかかる修理費用

襖の修理を専門の業者に依頼する場合は、地域や業者によって異なりますが、約30,000〜60,000円 の費用がかかります。襖紙だけを修理するのであれば、1枚あたり約2,000〜8,000円 と、張替えの費用だけで済みます。

しかし、骨組みなど全体を修理する場合は、費用が高くなります。一般的に、和室のある家が多く、襖修理のニーズがある地域では、修理費用は低いです。

襖修理は、状態によってはDIYで対処できます。準備や手間はかかりますが、修理にかかる費用を抑えたいのであれば、自分で行うことをおすすめします。

ただし、DIYで修理したものの再び修理が必要になり、業者に依頼することになれば、かえって費用がかかってしまいます。失敗したくない場合は、まずは業者に見積もりを依頼し、費用を確認してみましょう。

襖をDIYで修理する方法

少しの破れ・穴など、大きく襖が変形してしまう状況でなければ、DIYで修理が可能です。以下では、DIYで修理する方法を部位別に紹介します。

破れや穴の修理方法

以下は、破れや穴を修理する際に準備するものです。

・はがきのように、薄くて丈夫な紙
・霧吹き
・のり
・はさみ
・きり

まずは、破れ・穴がある部分と周囲を、霧吹きで湿らせます。湿らせすぎると、シミになるおそれがあるため、適度に霧吹きを吹きかけましょう。次に、破れ・穴の大きさに合うように、紙を切ってください。

紙は、破れ・穴よりも少し大きめに切ると、きれいに貼り付けやすいです。切った紙に、きりで穴をあけておきましょう。紙の穴をきりの先端に入れて破れ・穴に差し込み、きれいに破れ・穴をカバーできる位置に移動させます。

紙にのりを塗り、破れ・穴がある場所に貼り付けましょう。最後に、タオルなど柔らかい布で軽く押さえてしわを取り、のりが完全に乾いたら完了です。完全に乾くまでは違和感が残る可能性がありますが、乾くと目立たなくなります。

また、破れ・穴の上に貼り付けるだけで修理可能なシールが市販で売られています。花柄や星柄のシールもあり、和室の雰囲気を変えたい場合にも適しています。手軽に修理したいのであれば、市販グッズを使って補修するとよいでしょう。

襖全体に汚れがあったり、襖下の茶色の紙まで破れてたりする場合は、全面を張替える必要があります。

骨組みの修理方法

以下は、骨組みの修理をする際に準備するものです。

・かなづち
・木工用ボンド
・襖紙
・クランプ
・木ねじ

まずは、布をあてながら、襖の外枠・引手・襖紙をすべて外してください。引き手が釘で付いている場合は、釘から外しましょう。続いて、割れている骨組みの部分にボンドをつけ、クランプで挟み、しっかり固定させます。

骨組みが割れて折れている場合は、ボンドをつけた後、クランプで挟むか木ねじでとめて固定させてください。ボンドが乾いてしっかり固定できたら、襖紙を貼り、引き手・外枠を元の状態に戻して完了です。

骨組みが木でできている場合はDIYで修理が可能です。しかし、段ボールや発泡スチロール、ベニヤ板などで作られているものは、自力での修理が難しいです。

また、骨組みの一部が紛失していたりあまりに破損の状況がひどかったりする場合も、自力での修理が困難であるため、専門の業者に依頼しましょう。

取っ手の修理方法

以下は、取っ手の修理をする際に準備するものです。

・新調する引き手
・マイナスドライバー
・かなづち
・バール
・木工用ボンド

長い期間襖を使っていると、取っ手が外れかけたり壊れてしまったりすることがあるでしょう。取っ手も、DIYで修理が可能です。

まずは、マイナスドライバーを用いて、引き手を浮かせましょう。糊で付けられているのであれば、そのまま外してください。釘で付けられているのであれば、引き手を元に戻し、まずは釘をバールで抜いてから引き手を外す必要があります。

引き手を外したら、新しい引き手をボンドで付けるか、かなづちを用いて釘で打ち付けたら完了です。釘で固定する場合は、最後に釘の頭が飛び出ていないかを必ず確認しましょう。釘の頭が出ていると、手を引っ掛けて怪我をする原因になってしまいます。

滑りの修理方法

長年使っているうちに、襖の滑りが悪くなり、開閉しにくくなるケースがみられます。開閉時に摩擦が生じることでレール部分がすり減るため、滑りが悪くなります。

滑りを改善するためには、ホームセンターなどで入手可能な「敷居滑りテープ」を試してみることがひとつの方法です。ただし、レール部分に変形がある場合は、効果を発揮しないため、注意が必要です。

滑りにくい部分を紙やすりなどで削り、調整することも有効です。さらに、スプレータイプの滑り材を用いれば手軽に改善できる場合もあります。

一方で、滑りがよすぎて困っている場合は、ベビーパウダーをレール部分に塗ると滑りにくくなります。滑り具合を確認しながら、少量ずつ塗ってください。また、定期的に「ろう」を塗れば、レール部分の摩擦を抑えられるといわれています。

いつまでもスムーズな開閉を維持するためには、定期的な手入れが重要です。「ろう」を定期的に塗布することで、襖の動作をスムーズに保つことができますので、積極的に対策を行いましょう。

襖をDIYで修理できないケース

襖をDIYで修理できると、費用を抑えられるなどのメリットがありますが、DIYできないケースがあります。以下では、DIYできない2つのケースを具体的に紹介します。

襖縁が変形している場合

襖縁は、襖上下左右の枠のことです。湿気や強い日差しなどによって、変形してしまう場合があります。変形してしまうと、襖そのものを外せなくなり、専門の業者に修理を依頼するしか方法がありません。

変形がみられたら、無理に自分で外そうとせずに業者に依頼しましょう。

敷居や鴨居が変形している場合

敷居や鴨居は、襖を和室にはめ込むための構造部材です。襖縁と同様に、湿気や日差しによって変形する場合があります。敷居や鴨居に変形がみられると、襖の修理はDIYでは行えないといわれており、業者への依頼が必要です。

千葉県を拠点とする「ゆたか畳」は、襖の張替えや襖縁・引き手の取り替えなどのメンテナンスを行っている業者です。自社工房で作業を行っており、通常襖を預けてから3日で納品してもらえます。

また、襖紙の種類・柄はいくつかの種類があり、水拭きできるタイプなども用意されています。襖修理に安心・丁寧・スピード対応をお求めの場合は、一度ゆたか畳に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

まとめ

襖の修理は、状態に応じて、DIYで対応可能です。しかし、その際には準備や手間がかかる可能性があり、失敗するリスクも考慮しておきましょう。自信がない場合や急ぎで修理が必要な場合には、専門の業者に依頼することをおすすめします。

「ゆたか畳」は、無料で見積もりを提供しており、修理作業に必要な家具の移動や配達料など、すべての費用を含んだ安心価格をご案内しています。お客様にとって負担の少ない価格設定を心がけており、信頼性の高いサービスを提供しています。

襖の修理を考えている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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