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障子のリメイクでおしゃれにしたい!アイディア9選

2024-06-28


障子は白い障子紙を使用することが一般的ですが、実はリメイクが可能です。障子をリメイクすると洋風テイストの部屋にできるほか、インテリアとして活用できるなどさまざまな用途で使用できます。

今回は、障子をリメイクする際に活用できるアイディアを9つ紹介します。また、リメイクする際のコツや気をつけるべき点についても解説していますので、障子のリメイクに興味のある方は、ぜひご覧ください。

障子リメイクのアイディア9選

障子のリメイクに活用できるアイディアはさまざまあり、以下のようなものを取り入れることで、自分の好みに合わせたリメイクを楽しめます。

● 色つき・柄入り和紙
● デザイン性の高い布
● 複数色の組み合わせ
● すだれ
● アクリル
● ガラスシート
● ポリカーボネート
● ステンドグラス
● ステッカー

ここでは、上記のアイディアについて詳しく紹介していますので、リメイクの参考にしましょう。

色つき・柄入り和紙

障子紙を色や柄のついた和紙に変えることで、部屋の雰囲気を一変させられます。障子紙をすべて入れ替えると、空間にアクセントをつける「アクセントウォール」のような役割を果たしてくれます。また、壁や天井と異なる色を取り入れることで、より立体的な空間が実現できるでしょう。

障子紙の一部分を張り替えるだけでも、おしゃれな雰囲気を演出できます。全面を張り替えるよりも少ない手間でアレンジできるほか、部屋のアクセントにも活かせるので、一部だけを目立たせたい場合に有効です。

デザイン性の高い布

通常の白い障子紙ではなく、柄の入ったデザイン性の高い布を張ると、部屋の雰囲気も一変します。障子としての役割だけでなく、壁紙と同じような役割も担えるため、部屋を使う人の好みや用途に応じて布のデザインを選ぶとよいでしょう。

花柄の布の場合は、部屋の中を華やかに演出できるほか、和室でも違和感なく溶け込んでくれます。また、落ち着いた空間や高級感を演出したい場合は、森林や竹林をイメージした柄の布がおすすめです。涼しさを感じられるデザインのため、夏場も快適に過ごせる空間が出来上がります。

森林や竹林と同じように涼しい雰囲気を作りたい際は、水や波が描かれている布を選ぶとよいでしょう。障子紙と合わせて貼ることで、広がりを感じられる空間にできます。

複数色の組み合わせ

白い障子紙だけを使用するのではなく、さまざまな色を組み合わせてデザインする方法も、おしゃれな障子を作りたい場合におすすめです。市松模様のように色付きの障子紙を交互に貼り付ける方法や、ランダムに貼り付ける方法などを取り入れると、部屋の雰囲気が変わります。また、外からの光が入り込むことで色の異なる光を楽しめます。

そのほか、色付きの和紙を使用することでモダンなデザインの障子に仕上げられる点もメリットです。明るい色で華やかな雰囲気を演出できるほか、落ち着いた色合いの部屋を構築できるなど幅広く活用できます。

すだれ

障子紙の代わりに「すだれ」を利用することもリメイクのひとつです。「簾戸(すど)」と呼ばれるすだれをはめ込んだ建具が昔からあり、とくに夏場に用いられていました。簾戸は日差しを和らげ、涼しさを感じられるほか、外から中が見えにくい構造となっているためプライバシーの保護にも役立ちます。

簾戸は完全に密閉されているわけではないため、外から吹き付ける涼しい風を感じることも可能です。和室だけでなくフローリングの部屋とも相性がよく、洋室と和室の間に設けてもすっきりとしたデザインに仕上がります。

日差しや暑さを抑えながら昔懐かしい日本の夏を味わいたい方は、簾戸を取り入れることで実現できるでしょう。

アクリル

アクリルは耐久性に優れているだけでなく、曲げや穴あけといった加工にも対応できる柔軟性のある素材です。ガラスと比較しても軽量なため、DIYを行う場合も取り扱いやすいでしょう。

後述するガラスシートを併用することで、ガラスを取り付けたような見た目を実現しつつ、割れによるケガのリスクも軽減できます。

アクリルには和紙ならではの美しさを再現したタイプや、洋風デザインのものなどさまざまな種類を取り扱っているケースもあります。透明なタイプでは物足りないと感じる方でも、満足できるデザインが豊富に用意されています。

ガラスシート

ガラスの保護や目隠し、UVカットなどの効果があるガラスシートは、障子にも利用可能です。木枠のサイズに合わせてカットして貼り付けるだけなので、作業自体も簡単です。

ガラスシートはホームセンターや100円ショップなどで販売されており、種類も豊富なので、好みに合ったデザインを見つけやすいでしょう。

本物のガラスのように程よく光を取り込めるほか、割れる心配もないのでケガの防止にもつながります。通常の障子紙と組み合わせて、昔ながらの雰囲気を感じさせるデザインにもできるため、自分の好みに合ったデザインに仕上げられます。

ポリカーボネート

ポリカーボネートとは、耐久性や透明度に優れたポリカーボネート素材が原料のプラスチック素材です。衝撃に強く割れにくいといった特徴を持っていることから、障子紙の代わりに使用するケースもあります。

実際に障子に張るとガラス戸のような雰囲気を演出できるほか、破れるリスクも少ないので子どもやペットがいる家庭に向いている素材と言えます。ポリカーボネートは、断熱効果も期待できる素材なので、夏は涼しく冬は暖かさを感じられる点がメリットです。

単体でも機能性を発揮できるポリカーボネートですが、障子紙との併用も可能です。障子紙の上に取り付けることで、破れや穴が開いてしまうといったリスクを避けられます。障子紙のように貼り付けられるほか、障子枠にはめ込むだけなど取り付け方法はさまざまです。

ステンドグラス

障子をステンドグラスのようにリメイクすることも可能です。さまざまな色の和紙を組み合わせる方法や、ポリカーボネートを活用することでステンドグラス風の障子に仕上げられます。

とくに洋風の部屋を作る際に適しており、日差しが入った時に色とりどりの光を取り込める点もおしゃれな雰囲気を味わいたい方におすすめです。日中とは反対に、夜は照明の明かりによって外からでも美しい色合いを楽しめるなど、ステンドグラス風の障子はさまざまな楽しみ方を生み出せます。

ステッカー

壁や家具などに貼り付けるウォールステッカーを障子紙に貼り付けることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。ステッカー自体も安価で用意できるほか、貼り直しができるタイプも販売されているため、気軽に貼れる点が特徴です。

ウォールステッカーには木や花、動物などさまざまなデザインが用意されています。部屋を利用する方に合わせて、好みのステッカーを貼り付けてもよいでしょう。

和室を洋風に作り変える時にもウォールステッカーを活用できます。ウォールステッカーのデザイン自体が洋風に近いため、障子のリメイクに悩んだ際は活用しましょう。

障子をリメイクする際の注意点

さまざまなリメイク方法がありますが、実際にリメイクする際はどのような点に注意すべきなのでしょうか。ここでは、以下の3点について解説します。

● 障子はていねいに張り替える
● 賃貸は原状復帰できる範囲でリメイクする
● リメイク後も定期的に障子を掃除する

障子をリメイクするにあたって、上記の3点は把握しておくべき部分なので、以下で詳しく見ていきましょう。

障子はていねいに張り替える

リメイクする際は、丁寧に作業を進める必要があります。大雑把に作業を進めてしまうと剥がした際に古い障子紙が残ってしまうほか、張り替え時にたるみが発生して見た目が悪くなってしまうため、注意が必要です。

まず、障子紙を剥がす時はハケや雑巾などを使用して木枠などに水分を含ませます。5分ほど放置するとのりが溶けるため、スムーズに剥がせます。また、水のほかにドライヤーで温める方法や剥がし剤も有効です。

万が一、障子紙が残っても雑巾やへらを使って剥がせるので、完全に剥がれた状態にしましょう。たるみが発生しないように障子紙を貼るには、木枠を十分に乾燥させる必要があります。

乾燥した木枠にのりを塗った後は、角を合わせつつ軽く引っ張りながら貼ると綺麗に仕上がります。張り替え作業は1人では難しいため、最低でも2人で作業するようにしましょう。

賃貸は現状復帰できる範囲でリメイクする

賃貸物件の障子をリメイクする場合は、原状回復できる範囲で行うことが大切です。賃貸物件に住んでいる場合は、退去時に入居した時の状態に戻さなければなりません。

アパートやマンションなどの賃貸物件には、借主に「原状回復義務」が課せられており、入居時の状態に戻さないと修繕に必要な費用を大家や管理会社から請求されます。

経年劣化や普段生活する中で故意に発生した以外の傷や凹みなどは、借主負担にはなりません。しかし、障子のリメイクは借主の判断で行うため、退去時は元に戻す必要があります。

木枠の塗装や傷をつけるようなことがあると元の状態に戻せないため、十分な注意が必要です。お気に入りのデザインだからと残してしまうと、想定外の費用を請求される可能性もあるため、引っ越しの際は入居時の状態に戻すことを忘れないようにしましょう。

リメイク後も定期的に障子を掃除する

障子をリメイクした後は、定期的に掃除をすることが大切です。リメイクした直後は綺麗な状態ですが、そのまま放置してしまうと汚れや劣化につながります。

木枠はほこりが溜まりやすい箇所なので、乾いた雑巾やブラシなどで落とすとよいでしょう。障子の引き手部分は手垢や汗などで汚れやすい部分です。汚れが目立ってきた時は専用クリーナーや住宅用洗剤を水で薄め、雑巾に浸して拭きましょう。

開閉の際に引っかかりを感じた場合は、敷居すべりテープでの補修がおすすめです。敷居すべりテープを使用することで障子の開閉がスムーズになります。

建て付けが悪くすき間が発生している場合は、すき間テープを貼り付けると解消できるため、冬場にすき間風で寒い思いをしなくなります。

障子をリメイクする際のコツ

障子紙をリメイクする際には、以下のコツを覚えておくとよいでしょう。

● コンセプトを決める
● 枠を活用する
● 張り替えやリメイクを業者に依頼する

リメイクの方法はさまざまあるため、自分が満足できるリメイクを実現するためにも上記の解説を詳しく見ていきましょう。

コンセプトを決める

障子をリメイクする際は、コンセプトを決める必要があります。「旅館にいるような和風テイストのデザインにしたい」「障子と感じさせないような、洋風の部屋に溶け込む感じにしたい」と詳細に設定することで、具体的な仕上がりをイメージできるようになります。

たとえば、和風テイストのデザインにしたい場合は、落ち着いた色合いの和紙に張り替えるほか、和風なデザインを施した布を使用するとよいでしょう。

障子紙にもさまざまなデザインがあるため、自分が求めるコンセプトに合致した障子紙を手に入れることも可能です。また、木枠をインテリアとして活用する方法もあるなど、幅広い用途に活用できることから、リメイクの際は明確なコンセプトの設定が大切です。

枠を活用する

障子の木枠を活用してリメイクする方法もあります。たとえば、障子紙を貼っていない状態でアクセサリーを吊すために木枠を使用するほか、2つの木枠を重ねて雑貨を飾るスペースに使用するなど、さまざまな用途に活用できます。

雑貨を飾るスペースとして使うと、洋風の部屋にも馴染みやすくインテリアとしての役目を十分果たしてくれるでしょう。中には枠を白く塗り、屋外に飾ることでお庭の雰囲気に溶け込んだ空間にすることも可能です。

単に仕切りとしての役割だけでなく、従来の用途から外れた使い方をすることでさまざまな印象を与えてくれます。障子のリメイクを考えている方は、障子紙だけでなく枠の活用方法にも注目してみましょう。

張り替えやリメイクを業者に依頼する

DIYなどで障子の張り替えやリメイクを自分で行うことは可能ですが、必要な道具を一式そろえる必要があるほか、さまざまな工程をこなさなければなりません。また、リメイクの経験が少ない場合は、満足できる仕上がりにならず、後悔してしまう場合もあるでしょう。

障子の張り替えやリメイクに自信がない方は、業者への依頼を検討しましょう。障子の張り替えやリメイクに対応している業者は、さまざまな知識やノウハウを持ち合わせているほか、実績も豊富なので綺麗な仕上がりを実現できます。

また、予算や生活環境に合わせた素材の障子を提案できるほか、障子の寿命を長持ちさせるためのアドバイスも可能です。どのような感じでリメイクをしたいかについても相談できるため、納得のいくクオリティを求める場合は業者へ依頼しましょう。

まとめ

障子をリメイクする際のアイディアは、色つきや柄入りの和紙のほか、デザイン性の高い布を使用するといった方法などがあります。部屋の雰囲気に馴染むようなリメイクを選ぶことで、自分好みの部屋を構築できるほか、障子を使っているとは思えないような雰囲気のある空間が実現できます。

リメイクを行う際の注意点として、障子の張り替えは丁寧に行うことを心がけるほか、賃貸物件に住んでいる方は現状復帰できる範囲でリメイクすることが大切です。また、リメイクが完了してもそこで終わりとせず、こまめに掃除やメンテナンスを施すことで、美しい見た目が長続きします。

ゆたか畳では、見積もりや家具の移動を無料で行っています。障子の張り替えは自社が構える工房で作業し、丁寧に仕上げます。1枚から張り替えに対応するだけでなく、引き取りから納品まで最短で当日中に完了することも可能なので、急ぎで対応してほしい方は、ぜひご利用ください。

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