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襖の張り替えにかかる費用はいくら?種類別の料金相場を紹介

2024-06-28


襖の張り替えは、古くなった襖紙を新しい紙に貼り替える作業です。自分でDIYすることもできますが、専門業者に依頼するのが一般的です。ただし、費用が気になるところでしょう。

そこで今回は、襖の張り替え費用の相場と、費用を抑える方法を紹介します。張り替えを機に、和室の雰囲気を思い切って変えてみることもおすすめです。

襖の張り替え費用はいくら?

襖の張り替え費用は、襖紙の種類によって大きく異なります。「並品」「中級品」「上級品・高級品・最高級品」の3つに分けて、それぞれの料金相場を見ていきましょう。

並品

並品の代表的な種類に「新鳥の子」があります。「新鳥の子」は1枚1,000円〜2,000円 です。製紙から柄付けまで機械で行われ、手作業がなくローコストなことから、襖紙の中では最も安い料金で提供されています。

下地の透けを防ぐために、紙の裏を茶色にしていることから「茶裏新鳥」とも呼ばれています。並品の襖紙は、コストパフォーマンスが非常に高く、賃貸住宅や頻繁にインテリアを変更したい方にぴったりです。

さらに、色や柄のバリエーションが豊富で、部屋のテーマや季節感に合わせて選べるため、和室だけでなく洋室のアクセントとしても利用されることもあります。

中級品

中級品の襖紙は、より高い品質とデザイン性を求める方におすすめです。代表的な種類として「上新鳥の子」や「普及織物」といった種類があります。価格は1枚1,500円〜3,000円です。

「上新鳥の子」は機械でつくるパルプ100%の襖です。持ち家の襖としても使用されていることが多く、色や柄が多くあります。並品と比べると耐用年数も長く、客間や応接間に使用しても見栄えがよいです。

「普及織物」は、マニラ糸やレーヨン糸を織り込んで作成された襖です。絵柄は機械で印刷されており、無地から柄物までさまざまな模様があります。お手頃な価格のため、DIY用の製品にもよく使用されています。

上級品・高級品・最高級品

上級品・高級品・最高級品の襖紙は、特別な空間を演出するために選ばれることが多く、職人の技術が光る高品質なものが多いです。代表的な種類として「鳥の子」や「上級織物」といった種類があります。1枚あたり2,000円〜40,000円 と価格が幅広いです。

「鳥の子」は、和紙を機械ですいた襖紙ですが、高度な技術を使用していることから、高級感があります。職人の手によって作られた和紙の質感に近いほど、値段が高くなる傾向にあります。

「上級織物」は、ほとんどの作業が手作業で行われているため、費用が高いです。職人の高度な技術が必要なものであれば、40,000円以上 の価格がつくものもあります。

襖の張り替えを依頼できる業者

襖の張り替えを依頼できる業者には、主に襖専門店、ホームセンター、リフォーム店の3種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

襖専門店

襖専門店は、襖の張り替えに特化した業者です。襖紙の品ぞろえが豊富なため、伝統的な図柄から現代的なデザインまで、幅広いバリエーションの中から最適な襖紙を選べます。細かいニーズにも対応してくれるため、上級品・高級品・最高級品の襖にしたい方は、襖専門店に依頼するのがおすすめです。

ただし、専門店だけに料金は他の業者よりも高めの設定になっています。満足度の高い仕上がりは、長く和室を使っていくうえで大きなメリットになります。一生ものの襖を目指したい方は、専門店に依頼するのが賢明といえるでしょう。

ホームセンター

大手ホームセンターでは、襖の張り替えサービスを実施しているところがあります。張り替え作業は提携先の業者に委託しているため、仕上がりの質は専門店と同等なのが魅力です。行きつけのホームセンターがある場合は、手軽に依頼できるため、初めての方におすすめです。

ただし、中間マージンがかかることから、費用が割高になる傾向にあります。また、デザインやサイズなど襖紙の種類が限られているため、自分の希望する襖に変更できない可能性があります。自分の希望する襖へ張り替えられるか、事前に確認しておきましょう。

リフォーム店

リフォーム店でも、襖の張り替えを請け負ってくれます。襖専門店ほどの品ぞろえはありませんが、幅広い襖紙を取り扱っています。

メリットは、リフォームと合わせて依頼できる点です。クロス張り替えや畳替えなど、トータルでの和室リフォームが可能です。襖だけでなく、和室全体をリフォームしたい方に向いています。

また、リフォーム店であれば、襖の張り替えだけでなく、襖の修理や新調なども頼めるのが魅力です。「古い襖を再利用したい」「襖の枚数を増やしたい」といった希望にも、柔軟に対応してくれるでしょう。

デメリットは、襖の張り替えだけを受けているリフォーム店が少ないことです。襖の張り替えだけを行ってくれる場合でも、割高になることが多いです。リフォーム店に依頼する場合は、襖の張り替えだけでなく、その他のリフォーム項目も含めて総合的に判断しましょう。

襖の張り替えはDIYと業者どちらがよい?

襖の張り替えは、DIYでも行えます。ここでは、DIYと業者のメリット・デメリットを比較します。自分の技術力や要望に合わせて、最適な方法を選びましょう。

DIYのメリット・デメリット

DIYで襖の張り替えをすると、コストにおいてメリットがあります。一方で、仕上がりの質や耐久性などの面では、デメリットも存在します。DIYで張り替えるメリットとデメリットを理解したうえで、襖を張り替える方法を選びましょう。

メリット

DIYの最大のメリットは、コストの安さです。材料費だけで済むので、業者への依頼に比べて費用を大幅に抑えられます。DIY向けの襖紙も販売されているので、初心者でも扱いやすい素材が選べます。自分だけのオリジナル襖を作れるのも、DIYならではの楽しさです。

また、張り替え作業を通じて、襖の構造や手入れ方法についての知識が深まるのも大きな利点です。自分で張り替えることで、襖のメンテナンス方法が身につき、次回からはより簡単に張り替えができるようになるでしょう。

DIYの達成感を味わえるのも、張り替え作業ならではの醍醐味です。自分の手で和室をリフレッシュさせる喜びは、DIYだからこそ味わえるものです。

デメリット

DIYのデメリットは、仕上がりの質が安定しないことです。襖紙のシワやたるみ、柄合わせのズレなどが生じるおそれがあります。また、作業時間も長くかかります。

張り替えた襖紙の耐久性も、業者の仕上げには及びません。失敗すると、余計な出費につながる可能性もあります。

さらに、DIYでは自分で用意しなければならない道具や材料も多いです。襖紙や糊、道具など、必要なアイテムをすべてそろえるには、初期投資が必要となります。コストを抑えるためとはいえ、出費は少なくありません。

張り替え作業中は和室が使えなくなるため、作業スペースの確保も重要です。DIYならではの制約も、覚悟しておく必要があるでしょう。

業者のメリット・デメリット

業者に襖の張り替えを依頼することには、仕上がりの美しさや作業の速さなどにメリットがあります。一方で、コストや依頼の手間などのデメリットも存在します。業者のメリットとデメリットを理解し、自分の予算や要望に合った業者を選びましょう。

メリット

業者に依頼する最大のメリットは、仕上がりの美しさです。プロの技術で綺麗に張り替えてくれるため、満足度の高い仕上がりが期待できます。また、作業時間が短いのもポイントです。

大量の襖でも、スピーディに対応してくれます。さらに、業者なら幅広い襖紙の中から、和室の雰囲気に合ったデザインを提案してくれるため、選ぶ手間が省けます。プロの視点から、最適な襖紙や張り替え方法をアドバイスしてもらえるのも大きな魅力です。

張り替え後のお手入れ方法など、メンテナンスに関する知識も教えてもらえるため、長く美しい襖を維持できます。

デメリット

業者への依頼は、DIYに比べてコストがかかるのがデメリットです。張り替え枚数が多いほど、費用も高くなります。また、業者の手配や打ち合わせなど、依頼にも一定の手間が必要です。

張り替えのタイミングも、業者のスケジュール次第になります。さらに、業者選びを誤ると、満足のいく仕上がりが得られない可能性もあります。コミュニケーション不足だと、イメージ通りの仕上がりにならないこともあります。

信頼できる業者を見つけ、しっかりとコミュニケーションをとることが、重要なポイントです。

襖の張り替えにかかる費用を抑える方法

襖の張り替え費用を抑えるには、いくつかの方法があります。ここでは、費用を抑える方法について紹介します。

DIYで張り替える

費用を抑える最も効果的な方法は、DIYで張り替えることです。材料費だけで済むので、業者への依頼に比べて大幅に節約できます。

ただし、きれいに仕上げるには一定の技術が必要です。インターネット上の情報などを参考に、張り替え方法をしっかりと学んでから挑戦しましょう。初心者向けの襖張りセットを活用するのもおすすめです。

道具や材料がそろっているので、手軽に取り組めます。

安い襖紙を選ぶ

業者に依頼する場合は、なるべく安い襖紙を選ぶのがおすすめです。上級品や高級品は魅力的ですが、並品や中級品でも十分に実用的といえます。和室の雰囲気に合う柄を選べば、高級感のある仕上がりとなるでしょう。

襖紙のグレードを下げるだけで、トータルの費用を大きく抑えられます。ただし、あまりに安い紙は耐久性に不安があるため注意が必要です。予算に合わせて、最適な襖紙を選びましょう。

複数の業者から見積もりを取る

1社だけに依頼するのではなく、複数の業者から見積もりを取ることも費用の節約につながります。襖専門店やホームセンター、リフォーム店など、いくつかの業者に見積もりを依頼し、料金を比較しましょう。

見積もりを取る際は、張り替える襖紙の種類や枚数、サイズなどを正確に伝えることが大切です。現地調査を依頼し、実際の襖の状態を業者に確認してもらうのもよいでしょう。見積もり内容に不明点があれば、遠慮なく質問しましょう。

同じ仕様でも、業者によって料金の差があります。相場がどれくらいなのかをつかむことで、お得に依頼できます。ただし、安さだけで業者を選ぶのは危険です。

実績や評判もしっかりとチェックしておきましょう。

賃貸物件の場合は大家に相談する

賃貸物件で襖の張り替えを検討している場合は、まずは大家や管理会社に相談してみましょう。築年数の古い物件では、大家さんの負担で張り替えてもらえることもあります。

大家との交渉次第では、張り替え費用の一部を負担してもらえる可能性もあります。ただし、強引な交渉は逆効果です。あくまでも相談する姿勢で臨むことが大切です。

DIYについても確認が必要です。賃貸物件は原状回復義務があるため、安易にDIYで襖を張り替えることは避けましょう。許可を得た場合でも、退去時のトラブルを防ぐため、張り替え前の状態を写真に残しておくとよいでしょう。

作業をする際は、壁や柱を傷つけないよう、細心の注意を払って作業を進めることが大切です。また、張り替え後の襖の処分方法についても確認しましょう。

業者に依頼する際のポイント

襖の張り替えを業者に依頼する際は、施工実績や料金体系、アフターフォローなどをチェックしましょう。多くの実績を持ち、明確な料金体系のところが安心です。保証内容も事前に確認しておくとよいでしょう。

また、実際に張り替える襖紙の種類や柄は、事前に業者とよく相談して決定します。イメージに近い仕上がりにするには、しっかりとコミュニケーションをしっかりと取ることが大切です。

見積もりの際は、張り替える襖紙の種類だけでなく、枚数や襖のサイズ、張り替え時期なども正確に伝えましょう。現地調査を依頼し、実際の襖の状態を業者にチェックしてもらうのもおすすめです。適切な見積もりを出してもらうことで、料金トラブルを防げます。

業者との信頼関係が、満足度の高い張り替えにつながるでしょう。

まとめ

襖の張り替え費用は、襖紙の種類によって大きく異なります。予算に合わせて、並品や中級品といった襖を選ぶのがおすすめです。張り替えは自分でDIYすることもできますが、本格的な仕上がりを求めるなら業者へ依頼することがおすすめです。

千葉県・東京23区で襖を張り替えたい方は「ゆたか畳」へご相談ください。「ゆたか畳」では、初回限定で幅90㎝前後の規格品を1枚1,760円(税込) で張り替えます。

襖の張り替えは、和室の雰囲気を一新する格好の機会です。モダンな柄で和室をスタイリッシュにしたり、逆に伝統的な図柄で和の趣を深めたりすることもできます。「ゆたか畳」では、理想の和室を演出するお手伝いをさせていただきます。

無料相談を随時受け付けているので、ぜひ一度ご相談ください。

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